Verner Panton
デンマークのゲントフテで生まれたヴァーナー・パントン(Verner Panton)は、Odense Technical Collegeで学び、その後、コペンハーゲンのthe Royal Danish Academy of Fine Artsにて建築を学びました。卒業後1950年から1952年の間は、アルネ・ヤコブセンの事務所で働き、1955年に自身の建築とデザインのスタジオを設立しました。以降、パントンは多数の独創的な家具や照明を世に送り出しています。
1パントンとヴィトラの協業は、1960年代初頭に始まり、1968年には、彼を最も有名にした作品でもある「パントン チェア」の生産がスタート。これは、ヴィトラとパントンの初めての協働で生まれた作品であると同時に、ヴィトラの初めての自社開発製品でもあります。
Vitra develops products and environments
Vitra は、デザインの力を通じて住宅やオフィス、公共スペースの品質を向上させます。 Founded in 1950 and since.
製品と環境の開発
環境への配慮は、Vitraの活動すべての局面で表現されています。製品を開発製造する方法や原材料の調達、サプライチェーンの組織化など、すべてにおいて。新しい発見が、さらなる発展を生み出します。Vitraは、環境が人間の思考や感情を「かたちづくる」と信じています。デザインの力で、環境をより良くするために日々取り組んでいます。
長く使い続けることができる製品
できる限り長く使える製品を開発するにあたって、短期的なトレンドは避け、必要のない要素は省きます。デザイン、製造方法、素材、これらすべての要素が揃わなければ、製品を長く使い続けることはできません。
素材 ヴィトラは、持続可能な責任ある調達への公的認証プログラムに準拠し、人権と環境基準を満たした素材による製品づくりに取り組んでいます。外部機関により、製品および素材の分析、評価が定期的に実施されています。ヴィトラのサプライヤーの46%はドイツ、96%はヨーロッパが占めています。グローバルに活動する企業として、最も資源効率の高い方法で製品を生産し、世界中のお客様にお届けしています。
文化的な活動
ヴィトラは、ビジネスの枠を越え、文化的な活動も行っています。デザイン、建築に関わる文化遺産を保護するために、収益の多くを投資し、カリフォルニア州パシフィックパリセーズにあるイームズハウスを保存するイームズ財団、フィンランドのアルヴァ・アアルト財団、スイスのバラガン財団など、世界中のさまざまな機関を支援しています。
さらに、スイスとドイツの国境沿い、ヴァイル・アム・ラインの広大な敷地にあるヴィトラキャンパスは、世界に類を見ない建築とデザインの実験の場であり、建築、デザイン、アートについて、すべての人に平等に開かれた場です。このヴィトラキャンパスを継続的に発展させていく姿勢は、ヴァイル・アム・ラインという地域との相互的かつ長期的な関係構築の表れでもあります。