バックフィット
操作箇所:座面後ろ右下の黒いノブ
小さくする:座った状態でノブを前方向に回します。
大きくする:座った状態でノブを後ろ方向に回します。まず背もたれのカーブを最も小さくします。それから少しずつノブを後ろに回し、背もたれに体重がかかったところでとめてください。

リクライニングの範囲調整
操作箇所:座面後ろ左下の黒いレバー
範囲を設定する:背もたれに寄りかからないで、レバーを上に上げます。範囲設定したい位置を3段階の中から選びます。(レバーは設定解除の状態を含めて4箇所で止めることが出来ます。)
設定を解除する:背もたれに寄りかからないで、レバーを下げます。(レバーが止まる一番下に下げます)
*(固定ではありません。)

アームの角度調整
操作箇所:アームパッド
広く:アームパッドを両手で掴みながら内側から外側へ押します。
狭く:アームパッドを両手で掴みながら外側から内側へ押します。

座面の奥行き調整
操作箇所:座面前の左右にあるハンドル
縮める:左右のハンドルを両手で掴みハンドルを少し上に上げながら後ろにスライドさせます。
伸ばす:左右のハンドルを両手で掴み、ハンドルを少し上に上げながら前にスライドさせます。

Bill Stumpf & Jeff Weber
アーロンチェアとエクアチェア、アーゴンチェアといった数多くのチェアをデザインし、ハーマンミラーと共に30年にわたり働いてきたビル・スタンフが、新しいアイデアをハーマンミラーにもたらした時、「そんなチェアを設計し、製造できるのだろうか?」という意見が出たのも不思議はないでしょう。

 チェアが、座った姿勢での身体に及ぼすマイナスの影響を抑えるだけでなく、さらに何かできないだろうか?それはデザインスタジオにて、ジェフ・ウェバーとビル・スタンフが持った斬新なアイデアでした
「製品が何であっても、ユーザーへの共感がなければデザインは不可能でしょう」と、ケイパーチェアのデザインも手がけたウェバーは語っています。「テクノロジーに基づく設計が主流となって、私たちデザイナーもコンピュータに向かって働く時間が増えました。私自身、長時間座り続けることによって起こる問題を、身をもって体験していたのです」
生体力学、視覚、理学療法、人間工学の分野における20名以上の医師と博士が、各自の専門知識を活かし、このチェアの開発に貢献してくれました。その結果、エンボディチェアは、体圧の分散、自然な着座姿勢、人間工学に基づくシーティングにおける健康的な動きに対して、新たな基準をもたらしたのです。

Herman Miller

デザインとは人間の根本的な問題を解決するためにある
1923年創業(前身のスターファニチャーカンパニーは1905年創業)のハーマンミラー社は1930年代の大恐慌の時代、コンテンポラリーな家具に事業の生き残りを賭けました。この賭けは大成功を収め1945年ハーマンミラー社は伝統的な家具の生産を止めのちにモダンファニチャーと呼ばれるようになるコンテンポラリー家具に事業を一本化します。1960年には、オフィスワーカーの真のニーズと会社や組織が必要としているものの探求を開始しました。オフィスの生産性がビジネスにおいて主要な問題となることに気づいたのです。そうして開発された「アクションオフィス」は、その後のオフィスシステムの規範となります。ハーマンミラー社は革新は目標ではなく研究の成果と考えています。革新は顧客のニーズに対する研究、素材屋プロセスの探求、そして社会や経済の革新に対応するデザインから生まれます。もちろん、その上にデザイナーがインスピレーションを加えます。チャールズ&レイ・イームズのプライウッドチェア、ロバート・プロプストのアクションオフィス、ビル・スタンフのアーゴンチェアとアーロンチェア、そしてアイシェ・バーセルのリゾルブシステムなどはすべて、そのような相互作用から生まれて来たものです。ハーマンミラー社と彼らを結び付けたものは「デザインとは人間の根本的な問題を解決するためにある」という共通の想いです。デザインのためにデザインをするのではなく、人間の身体構造や人間を取りまく環境のリサーチから新しいデザインを生み出そうという情熱です。品質管理部門は業界基準10万回の座面テストを100万回繰り返します。素材から開発する比類なき研究開発部門そして最先端の製造プロセスを実現する製造部門。これらすべてにおいて人間の身体や環境のリサーチにより新しいデザインを生み出そうというハーマンミラーの思想を決して忘れません。ハーマンミラーの製品は座るという行為に関わる問題をリサーチして生まれた必然のかたちなのです。また地球資源をセーブし環境負荷を軽減するために、ハーマンミラーの製品は耐久性・信頼性の向上につとめワークチェアは製品保証期間を12年としています。また、革新性のもう1つの側面「リスクをとること」も同様に重要です。ハーマンミラーは、リスクをとる意欲を常に持ち続けるよう努めています。企業規模が拡大し、資本に対する責任も大きくなるにつれ、リスクを最小限に留めるプレッシャーも増してきました。しかしながら、成功を確信できる新しい製品――ときには時代を変える革新性を持つ製品――を送り出していくリスクをハーマンミラーはとり続けています。

Herman Miller 品質保証

製品名 保証期間
アーロンチェア 12年
エンボディチェア 12年
ミラ2チェア 12年
セイルチェア 12年
セラチェア 12年
セトューチェア 12年
コズムチェア 12年
イームズ オフィス製品 12年
イームズ ホーム製品 5年
ガス圧シリンダー(オフィスチェア各製品) 2年

品質保証の条件ハーマンミラージャパンの正規販売代理店から直接購入された製品(新品)であり、かつ利用されているご購入者ご本人からのご要望であること。ハーマンミラーの指定製造工場において製造された製品であること。お客様で製品の分解や改造がされていないこと。製品の設置および使用方法が正しくおこなわれていること。中古品および個人売買、またはネットオークション等で購入された製品に品質保証は適用されません。ハーマンミラー品質保証請求詳細に関してはこちら