A foundation for modern furniture design

真の本物
イームズラウンジチェア&オットマンも、年月を重ねていくにつれ円熟味が増していきます。 その理由の一つはクラフトマンシップです。ウッドの美しさを損なうことなくクッションとシェルを固定する革新的な金属部品から、それぞれの部品を今もなお手作業で組み立てる工程に至るまで、職人技術と製造工程とが相まって一貫した高品質のチェアを作り続けています。 模倣品が多く出ているにもかかわらず、真の本物となっているのはこのためです。
アメリカンデザインの象徴
イームズラウンジチェア&オットマンは、チャールズとレイがプライウッドを成型できないか試みたことから、そして家庭のリビングルームに多く見られるラウンジシーティングをより良いものにしたいと望んだことから生まれました。イギリスのクラブチェアにインスピレーションを得たチャールズは、モダンなクラブチェアをデザインしたかったと述べました。「まるで使い込まれた一塁手のミットのように温かく包み込むような外見」を持つものに。発表後ほとんどすぐに、このデザインはアメリカンデザインの象徴になりました。現在、この作品は美術館に収蔵されているだけでなく、あらゆる場所にスタイルと快適性を届け続けています。。
快適性と十分なサポート性
座面は傾斜しており、脊椎下部にかかる重みを適切な形で背もたれに分散させます。 腰部もクッションで支えられ、ゆったりとした座り心地を実現しています。下部のクッションが、腰をしっかりサポートするため、リラックスできます。角度のある座面により胸部もサポートされるため、快適な姿勢で読書をしたり、会話を楽しんだりすることができます。オットマンにもまた、健康に良い効果があります。ほとんどの人は一日中、立っているか座っているかしているため、血液が脚に溜まります。オットマンで脚を休めることで、血液の循環を正常に戻すことができます。

Charles and Ray Eames
冒険心をたっぷりと持つCharles & Ray Eames夫妻は、好奇心と果てしない熱情を創作に注ぎ、夫婦によるすばらしいデザインチームを作りました。夫婦ならではの共同作業によって、家具が新たな展開を見せることとなりました。すっきりとしてモダン。遊び心と機能性の両立。なめらかで、洗練されていて、美しく、シンプル。それが昔も今も「イームズ」らしさなのです。
二人は、アートと科学、デザインと建築、プロセスと製品、スタイルと機能を結合させる仕事を好みました。「細部は単なる細部にとどまりません。ディテールが製品を作るのです。」
独自のコンセプトは、一夜にしてできたものではなく、時間をかけて育まれたものでした。



デザインとは人間の根本的な問題を解決するためにある
1923年創業(前身のスターファニチャーカンパニーは1905年創業)のハーマンミラー社は1930年代の大恐慌の時代、コンテンポラリーな家具に事業の生き残りを賭けました。この賭けは大成功を収め1945年ハーマンミラー社は伝統的な家具の生産を止めのちにモダンファニチャーと呼ばれるようになるコンテンポラリー家具に事業を一本化します。1960年には、オフィスワーカーの真のニーズと会社や組織が必要としているものの探求を開始しました。オフィスの生産性がビジネスにおいて主要な問題となることに気づいたのです。そうして開発された「アクションオフィス」は、その後のオフィスシステムの規範となります。
ハーマンミラー社は革新は目標ではなく研究の成果と考えています。革新は顧客のニーズに対する研究、素材屋プロセスの探求、そして社会や経済の革新に対応するデザインから生まれます。もちろん、その上にデザイナーがインスピレーションを加えます。チャールズ&レイ・イームズのプライウッドチェア、ロバート・プロプストのアクションオフィス、ビル・スタンフのアーゴンチェアとアーロンチェア、そしてアイシェ・バーセルのリゾルブシステムなどはすべて、そのような相互作用から生まれて来たものです。ハーマンミラー社と彼らを結び付けたものは「デザインとは人間の根本的な問題を解決するためにある」という共通の想いです。デザインのためにデザインをするのではなく、人間の身体構造や人間を取りまく環境のリサーチから新しいデザインを生み出そうという情熱です。
品質管理部門は業界基準10万回の座面テストを100万回繰り返します。素材から開発する比類なき研究開発部門そして最先端の製造プロセスを実現する製造部門。これらすべてにおいて人間の身体や環境のリサーチにより新しいデザインを生み出そうというハーマンミラーの思想を決して忘れません。ハーマンミラーの製品は座るという行為に関わる問題をリサーチして生まれた必然のかたちなのです。また地球資源をセーブし環境負荷を軽減するために、ハーマンミラーの製品は耐久性・信頼性の向上につとめワークチェアは製品保証期間を12年としています。また、革新性のもう1つの側面「リスクをとること」も同様に重要です。ハーマンミラーは、リスクをとる意欲を常に持ち続けるよう努めています。企業規模が拡大し、資本に対する責任も大きくなるにつれ、リスクを最小限に留めるプレッシャーも増してきました。しかしながら、成功を確信できる新しい製品――ときには時代を変える革新性を持つ製品――を送り出していくリスクをハーマンミラーはとり続けています。

Herman Miller 品質保証

製品名 保証期間
アーロンチェア 12年
エンボディチェア 12年
ミラ2チェア 12年
セイルチェア 12年
セラチェア 12年
セトューチェア 12年
コズムチェア 12年
イームズ オフィス製品 12年
イームズ ホーム製品 5年
ガス圧シリンダー(オフィスチェア各製品) 2年

品質保証の条件ハーマンミラージャパンの正規販売代理店から直接購入された製品(新品)であり、かつ利用されているご購入者ご本人からのご要望であること。ハーマンミラーの指定製造工場において製造された製品であること。お客様で製品の分解や改造がされていないこと。製品の設置および使用方法が正しくおこなわれていること。中古品および個人売買、またはネットオークション等で購入された製品に品質保証は適用されません。ハーマンミラー品質保証請求詳細に関してはこちら